内容説明
あっと驚く語源にまつわるハナシが満載です。「girlは「少年」だった?」「語尾-iで終わる英単語はない?」「thanとthenは同じ単語?」「maleとfemaleは無関係?」などなど、英単語の歴史を楽しみながら、英語のボキャブラリーが知らず知らずのうちに身についていきます。
目次
第1章 身近な単語の意外な歴史(カナリアは鳥ではなく犬;プードルはフランスではなくドイツ原産の犬 ほか)
第2章 基本単語は奥が深い(フレッシュバターとは「無塩バター」のこと;air(空気)とair(態度、様子)は別の語 ほか)
第3章 文法にまつわる意外な話(two years agoのagoは動詞;不定詞は一種の名詞である ほか)
第4章 発音にまつわる意外な話(野球のバッティングとボクシングのバッティングは無関係;英国の高級車Jaguarは〔ジャグワー〕と発音する ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
32
英単語にも、他人の空似や、顔の違う親戚が沢山いる。読み物として面白い。2018/12/09
彬
8
英語の語源について雑学的な知識を披露してくれる。勉強していて?マークだったところがちょっと解消された。とはいえ本格的に勉強している人に身になるかというと、「雑学」から推して知るべし。こういう言葉の経過を解説する書籍がもっと増えてくれればいいのになあ。著者の言葉の端々に英語に対するこだわりというか、こう書かれているがこうはならない、おかしいがこなっていると文法に対してシビアな見方がされているのがちょっと気になった。生きている言葉なんだから変化するのは当然だろうに。2012/12/26
てながあしなが
6
kindleにて。たまらん。ほんとにこの人の本は個人的にどストライクで、何個か著作は読んだが例に漏れず面白かった。こんな話ができる先生がいたらなぁ。面白いと思う知識にメモをつけてたら、メモだらけになってしまった。2017/11/24
★★★★★
3
一般向けの英語雑学本。英語をかじったことのある人には常識的な内容が多いですが、豆知識としてはそれなりに面白いのではないでしょうか。2010/05/03
れると
2
再読。ほとんど忘れていて初読と変わらず、普通に楽しめた。語彙力増強というよりも身近な既知の語(カタカナ英語も)や英文法の意外な面を見せられることが多かった。ただ個人的には知らなかった(100%忘れていた)単語もけっこうあったので、…10個くらい覚えたいな。あと意外と下ネタも多かったかな?(語のジャンル、分野が多岐にわたっているだけかも)。日本語でもこれこれ、みたいな話も多くて読みやすかった。(ネット情報によると、著者は昨年亡くなっているようだ。ほかの面白い著書も、長く読まれ続けてほしいと思う。)2019/05/17