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内容説明
戦争、敗戦、占領、復興、経済成長、バブル景気……。飢餓もあれば飽食もあり、軍国主義も民主主義もあった“昭和”という時代。およそ人類が体験できる事件や事象のほとんどが存在したこの時代は、日本とは何か、日本人とは何かを考える上で多くの示唆と教訓にあふれている。本書は、昭和元年(1926)から昭和64年(1989)までの64年を、前期・占領期・後期の三部にわけ、全55項目のテーマに沿って概観した一冊。「大正から昭和へ」「金融恐慌」「満州への野心」……(前期)、「GHQ最高司令官マッカーサー」「戦後教育改革」「極東国際軍事裁判」……(占領期)、「10年目の経済白書」「60年安保と岸内閣」……そして「昭和天皇崩御」(後期)と読み進めるなかで、昭和史の全体像をしっかりと理解できる。激動の昭和史を次代に正しく伝えていく上で、バランスある歴史感覚でわかりやすく記述された本書は、まさに格好の講師役といえる。
目次
第1部 昭和前期(1926~1945)(昭和史の時代区分―前期・占領期・後期の三つの節がある 大正から昭和へ―改元時の日本の姿はどのようなものだったか ほか)
第2部 占領期(1945~1952)(GHQ最高司令官マッカーサー―彼は日本をどんな国家にしようとしたか 戦後教育改革―アメリカが導入した民主主義理念 ほか)
第3部 昭和後期(1952~1989)(十年目の経済白書―名言「もはや『戦後』ではない」の意味とは 六〇年安保と岸内閣―“戦後最大のフィーバー”とは何だったのか ほか)
感想・レビュー
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こまち
山田
こまち
lovekorea
AnmitsuK (うろ覚えムーミン)