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内容説明
北は北海道から南は鹿児島まで、今も現役で活躍し続ける路面電車。高度成長期に自動車社会の到来とともに、次々と姿を消していったこの路面電車が、環境問題や渋滞解消、またバリアフリーなどの観点から、いまあらためて注目されている。行き詰まりを見せている都市交通問題を大きく打開する可能性をもったシステムとしての路面電車を考える。
目次
序章 路面電車とは何か(路面電車は時代遅れか 路面電車の定義 ほか)
第1章 日本の路面電車史(京都に登場した初の路面電車 高速電車の発展 ほか)
第2章 日本の路面電車の現況(札幌市―札幌市交通局 函館市―函館市交通局 ほか)
第3章 外国の路面電車の現況(カールスルーエ市―カールスルーエ運輸連合 カッセル市―カッセル運輸会社 ほか)
第4章 将来の路面電車への展望(ドイツの路面電車の近代化とシュタットバーンへの脱皮 アメリカの新トラム―LRTの誕生 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
5
★★★2018/03/09
Humbaba
3
路面電車は新しい都市の交通の形である。ただし、現状の路面電車には一つ大きな問題がある。それは、速度があまりにも遅いという問題である。個々をうまく解決したとき、新たな交通手段として路面電車は大きく活躍できるようになるだろう。2010/04/05
yoshiyuki okada
1
知らない町で路面電車に乗りたい。2018/04/26
おたきたお
1
日本各地の路面電車の現状を紹介した上で、アメリカではLRT、ヨーロッパではトラムと呼ばれる都市交通基盤の実例を(フランスとドイツだけだが)紹介。ヨーロッパのどの事例も魅力的である。トラムに関して話題となっているのがフランス・ボルドーのトラム。都市景観上の配慮から一部の区間で架線集電ではなく第三軌条方式で集電する。その区間は架線がなく、頭上空間がすっきりして好評だそうだ。2006/01/01
すじめ
1
とてもいい提言本だとは思いますが、諸外国の紹介が少し冗長な気がして、途中から斜め読みしてしまいました。著者も「自分の手に余る」と述べていましたが、もっと分量のある本でもかまわなかったと思います。まぁ、そうすると文庫として売れるような価格設定にならんのでしょうが。
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