内容説明
双子の妹はわたしのたった一人の家族。封印した過去の秘密も、すべて共有している。■妹が消えた――エリザベスは心配で胸が張り裂けそうだった。双子の妹エイプリルとひどい口論をした翌日から、彼女がいない。いつまでクラブのダンサーを続けているのかと叱ったせい?職場のナイトクラブや警察にも問い合わせたが、何日たってもなんの手がかりもない。動揺しているエリザベスに、隣人ジョンが声をかけてくれた。刑事だというジョンの思いがけないやさしさに打たれ、エリザベスは思わず、妹が行方不明だと話してしまった。だが、彼女はすぐに後悔した。事情を話して捜索を手伝ってもらうには、誰にも知られたくない双子の過去の秘密をすべて明かさなければならない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ととめ
1
Twins4部作の1作目。毎回作家が違うミニシリーズ。場末でダンサーをしている双子の妹を気遣う、美人弁護士ヒロイン28歳。ヒロインの隣人でバツイチの殺人課刑事ヒーロー37歳。ヒロインは妹に対して過干渉で、失踪後は新人ダンサーに扮して勝手に内偵捜査、ヒーローを心配させる暴走姉さん。ヒーローや5歳のヒーロー娘に愛され、自身が狙われた真相を知り、自身の姉妹関係を見つめ直すヒロイン。賢いヒロインはきちんと反省して前に進むのよね~。シリーズものだけど、事件はちゃんと解決してるのでモヤモヤしない。2016/07/31




