賢明なる投資家 ──割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法

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賢明なる投資家 ──割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法

  • ISBN:9784939103292

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内容説明

市場低迷の時期こそ、威力を発揮する「バリュー投資のバイブル」
日本未訳で「幻」だった古典的名著の改訂第4版がついに翻訳

ウォーレン・バフェットが師と仰ぎ、尊敬したベンジャミン・グレアムが残した「バリュー投資」の最高傑作!株式と債券の配分方法、だれも気づいていない将来伸びる「魅力のない二流企業株」や「割安株」の見つけ方を伝授する

20世紀の最も偉大な投資アドバイザー、ベンジャミン・グレアムが残した永遠のベストセラー『賢明なる投資家』は、世界中の何十万という人々に読まれ、大きな影響を与えてきた。1949年に初版が上梓されて以来、「バリュー投資」という独自の普遍的な投資原理によって、ベンジャミン・グレアムの著作は常に信頼の厚い投資手引書であり続けている。その投資原理は、投資家たちが重大なミスを犯す可能性から身を守るために一役買い、また彼らが安心して投資を続けられる長期戦略を練るための方法を指南している。

長年のうちに相場がさまざまな展開をみせるにつれ、ベンジャミン・グレアムの基本方針の正しさはますます揺るぎないものとなっている。本書では防衛的投資家、積極型投資家の双方を考慮に入れており、それぞれの投資銘柄選択原則の概略を述べ、単純なポートフォリオを構成することのメリットを力説している。数多い本書の特色の一部として、一対の株式銘柄をいくつも比較検討してそれぞれの長所と短所を明らかにしたり、ある特定の質や価格の条件を満たすポートフォリオ作りなどが挙げられる。『賢明なる投資家』は、あなたを投資の成功へと導くための、最も重要な一冊となるであろう。

序文         ウォーレン・バフェット
まえがき――本書の目的
第一章 投資と投機――賢明なる投資家が手に入れるもの
第二章 投資家とインフレーション
第三章 株式市場の歴史――一九七二年初めの株価
第四章 一般的なポートフォリオ戦略――保守的投資家
第五章 防衛的投資家のための株式選択
第六章 積極的投資家の分散投資――消極的な方針
第七章 積極的投資家の投資――積極的な方針
第八章 投資家と株式市場の変動
第九章 投資ファンドへの投資
第一〇章 投資家とそのアドバイザー
第一一章 一般投資家のための証券分析
第一二章 一株当たり利益に関して
第一三章 上場四企業の比較
第一四章 防衛的投資家の株式選択
第一五章 積極的投資家の株式銘柄選択
第一六章 転換証券とワラント
第一七章 特別な四社の例
第一八章 八組の企業比較
第一九章 株主と経営陣――配当方針
第二〇章 投資の中心的概念「安全域

著者紹介ベンジャミン・グレアム
1894/05/08ロンドン生まれ。1914年アメリカ・コロンビア大学卒。ニューバーガー・ローブ社(ニューヨークの証券会社)に入社、1923-56年グレアム・ノーマン・コーポレーション社長、1956年以来カリフォルニア大学教授、ニューヨーク金融協会理事、証券アナリストセミナー評議員を歴任。

目次

投資と投機―賢明なる投資家が手に入れるもの
投資家とインフレーション
株式市場の歴史―一九七二年初めの株価
一般的なポートフォリオ戦略―保守的投資家
防衛的投資家のための株式選択
積極的投資家の分散投資―消極的な方針
積極的投資家の投資―積極的な方針
投資家と株式市場の変動
投資ファンドへの投資
投資家とそのアドバイザー
一般投資家のための証券分析
一株当たり利益に関して
上場四企業の比較
防衛的投資家の株式銘柄選択
転換証券とワラント
特別な四社の例
八組の企業比較
株主と経営陣―配当方針
投資の中心的概念「安全域」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

21
株式の時価総額に対し発行株価の金額が安いと割安になる。企業の内部留保など純粋な現金が時価総額より下回った場合、買収して解体すると利益になる。昨今、時代が変わり事業の暖簾がプレミアが乗ってるの無形固定資産の金額を計算する。特に自分が容易に理解出来るビジネスで消費者独占力が今後、10年以上持続できる事業は多少の荒波が来ても平気で乗り越えられる。株式の投資は無形固定資産を自身で見積もることで現在の価格が割安かわかる。払うのは価格。手に入れるのは価値。株の投資は多くの人が買ってる時は見向きもしないのが一番いいね2015/07/14

masabi

19
【概要】防衛的投資家が見定める投資の基準と中核たる安全域について解説する。【感想】バリュー投資を世に広めた一冊。企業価値から下方に乖離した割安証券への投資を勧める。投資の方針を定め遵守すること、意思決定には確固たる根拠を要すること。そのためには徹底した研究が求められ、片手間で行う投資は本書の投資には当てはまらない。バリュー投資を始める人、いつまでも経っても始めない人についてのバフェットの巻末論説が味わい深い。手法が公開されても長期で実行されない点に儲けの一端が垣間見える。2019/01/11

コダマ@ようやっとる!

15
世界一の投資家バフェットの師匠の株の買い方。投資家には①積極的投資家と②防衛的投資家がおり、儲けたい人がいるなら死ぬほど市場の勉強していい会社を選ぶ。それが出来ないなら②で、いわゆる良い会社を安い時期に仕込むのが大事。くらいしか理解できなかった。2019/06/26

もりの

11
投機と投資は違う。短期的な利益を追求せず、長期的な視点でしっかり見極めて慎重に資産を運用したい。とても参考になった。2016/12/17

まる@珈琲読書

8
★★★★☆ ■十数年ぶりに再読。コロナ禍で大量発生した割安株もだいぶ減ってきた。出遅れている株を拾っていきたい。2023/04/13

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