内容説明
殺さなければ、殺される!腹部を両断するほどの剛剣「二胴(ふたつどう)」。表の顔は富田流居合術の道場主、裏稼業は刺客で暗躍中の小野寺佐内は父を二胴で殺されていた。佐内の仲間たちがその秘剣に倒れるなか、ついに父を殺した怨讐の敵と対峙する!鬼気迫る長編時代活劇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
恵美
2
先に漫画を読んでから拝読。佐内はこちらでも美青年設定だけど、相良とのアレコレはないのか。2022/12/15
ドント
1
コミック乱ツインズ連載中、高瀬理恵脚色・作画『暁の犬』の原作。剣客である細身の美青年・佐内が、父の仇であり剛腕の剣術「二胴」の使い手を探りつつ人を斬っていく。剣を振るう者としての矜持や殺し屋としての生き様が倫理より先にあるいわばノワール、ダークな時代小説であるが、全体にサーッと流れていく。人もコロッと死んだり斬られたりとそれ故に凄味が出ている箇所もあれどなんかあまりにもサーッとしていて、こんなもんでいいのかしら……となにやら心配になる。とは言え終盤のひと捻りにはオオッ……やるゥ……と盛り上がった。2023/02/27
ほにょこ
0
★★★☆☆ 二胴(ふたつどう)の使い手と戦う話。胴体を真っ二つにしてしまうほどの文字通りの必殺剣。決闘のシーンは迫力があってよかったです。正義の戦いというわけではなく、主人公もどちらかといえば悪人と思えてあまり感情移入はできませんでした。2021/10/13
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