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内容説明
マルクスの全体系が「疎外論」はじめ極少数の図式から構成されていることを明らかにし、そこから、近年の世界的市場化がマルクスの展望の百年ぶりの復活を意味するという、左翼的常識をくつがえす世界像を導く。そして現代における協同的代案の道を根拠づける。
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目次
序章
第1編 マルクスの近代観(近代の本質とその資本制的形態―マルクスは近代のどこを肯定したのか 共産社会二段階区分論の再検討―マルクスの消費観との関連で)
第2編 マルクス近代観再生の時代(複雑労働力商品生産の疎外論―家族、消費、教育、医療、福祉の一般経済理論へ向けて 民族自決はなぜ善だったのか 最近の日本のアソシエーション論について プロレタリアートの倫理と社会主義の精神―進化論的唯物史観の運動論上の意義)