内容説明
目が疲れる、腰が痛い、酒が弱くなった、歯にものがはさまりやすい、小食になった、オカーサンとのナニが疎遠になった、人の名前が思い出せない……。この中年トホホ状態こそ哀しい男の更年期? でもそれは誰にも現れる熟年になった証拠。年をとったなりの人生の楽しみ方はある。爽やかに軽やかに人生後半を送りたい男たちへの熱い応援歌!
目次
第1章 本日も心身ぐずつき模様
第2章 人間ドック童貞の筆おろし
第3章 中年男のアタマとココロ
第4章 歯、目…やがて哀しき更年期
第5章 ぼくのトホホな体力測定
感想・レビュー
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古本虫がさまよう
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母子感染でB型肝炎などを患っていたりしたそうだ。 医師だから、それなりに健康知識も豊富であっただろうが、普通の人の50歳時(執筆時)より、健康に不安があったことになろうか。だから、この本(文庫)を出した3年後、還暦以前に亡くなったともいえよう……。永井さんは自分自身の体のことをいろいろと俎上にのせて論じているから、その点は具体的で面白い。肝炎等々に伴うデータでは「マイナス」などの指摘があるが、そこそこの健康体とは判断されていたようだ。喫煙者で酒もそこそこ。他山の石というのか、明日は我が身というのか。2019/05/05