若者の「心の病」がわかる本 - 「ひきこもり」から「家庭内暴力」まで・精神科医のカ

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若者の「心の病」がわかる本 - 「ひきこもり」から「家庭内暴力」まで・精神科医のカ

  • 著者名:町沢静夫
  • 価格 ¥510(本体¥464)
  • PHP研究所(2014/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569574998
  • NDC分類:493.7

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内容説明

十七歳前後の若者による凶悪犯罪が続発している。事件を起こした若者の周辺の大人や同世代の反応は決まって「普通の子がなぜ?」という驚きや戸惑いばかりである。同じ年頃の子をもつ親は、わが子がわずかな変化を見せたとき「もしやうちの子も」と不安を感じることが多いのではなかろうか?本書では、大人には見えにくい若者の内面に隠された「心の闇」の存在を指摘する精神科医が、若者の心の叫びを解明し、その解決の糸口を探ろうと試みている。ひきこもりや家庭内暴力、いじめ、不登校等に直面した若者への臨床を通し著者は、豊かさの中で何不自由なく生きてきた結果、生きる目標を見失い、虚無感に苦しむ若者が多いと警告する。だが著者は、若者自身にその苦悩を克服する勇気が必要で、若さを立ち直る力として、決して親も子も希望を捨てないことを訴える。現代の若者が何を考えているか、本書の具体例は年頃の子をもつ親にとっては、大変参考になるであろう。

目次

第1章 「ひきこもり」と「いらだち」の病理
第2章 増える不登校・出社拒否
第3章 エディプスなき社会の家庭内暴力
第4章 社会恐怖症と回避性人格障害
第5章 アイデンティティ・クライシスの時代
第6章 「いじめ」と「遊び」の区別がなくなった
第7章 拒食症、過食症の醒めない日々
第8章 臨床における性の問題
第9章 少子化時代の王子様、王女様
第10章 大震災とストレス、そして子供たち
第11章 思春期病棟のさまざまな人々
第12章 家族に何ができるのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akir@t

0
先日の「毒になる親」などが、あまりにも親のせいにしすぎているので、こちらも読んでみた。当然のことながら過保護・過干渉が問題なのだが、著者によれば、父不在&母の過保護・過干渉が問題の中心になっている。しかし、母もフルタイムで働く今日この頃、過保護・過干渉がそこまで多いだろうか?子ども自身が自信をもてない環境は問題だと思った。2015/10/23

Yossarian

0
読んでも、若者の「心の病」なんて全く分からなかった。

赤穂幹太

0
鬱の様な顔ってどんな顔2020/04/17

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