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内容説明
企業を人体にたとえると、資金を「血液」とすれば、財務、経理部門は血液を送り出す「心臓」である。ところが日本経済が右肩上がりの成長を続けていた時代、経営者や重役が財務部門をたんなる金庫番と見て軽視し、セオリー無視の経営を行なうケースが多々あった。バブル崩壊につづく景気の低迷期に苦戦を強いられた企業の多くは、そのときのツケを支払わされているのだともいえる。「財務のプロ」として長く経営の現場にあり、多くの会社を再建させた著者は、本書の第一章で「財務部門は企業の第一線部隊である」と高らかに宣言する。能力・人格ともに優れた人材を財務部門に配し、大きな権限を持たせて経営に参画させることが、企業の健全な発展のために欠かせないと説く。豊富な経験に裏打ちされた知恵と、中国・日本の古典に学んだ名言・金言が随所に散りばめられた本書には、経営者や管理職が心しておきたい叡智が凝縮されている。
目次
財務部門は企業の第一線部隊である
徳は得―健全経営の原点とは
社員教育はもっとも有利な投資
組織の活力こそ有力な収益源
入るを量りて出ずるを制す
会社倒産するや金なきにあらず
時は金なり
金銭貸借の功罪
小利は大利の害となる
賞は将の武器、勝への道
危地脱出とトップの決断
「無用の用」を理解できるか
お金に愛される心構え
感想・レビュー
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