「老人と子ども」統合ケア

個数:1
紙書籍版価格
¥4,400
  • 電子書籍
  • Reader

「老人と子ども」統合ケア

  • 著者名:広井良典【編著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 中央法規出版(2013/12発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784805819890

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

本書のテーマである『「老人と子供」統合ケア』は、高齢者ケアの新しい姿を追及するなかで登場したものである。例えば「おもちゃ美術館」を老人ホームや病院などのなかにつくり、地域の子どもたちがそこに自由に出入りできるようにすることで、世代間交流や地域に開かれたケアの姿を実現させていく、といった試みがすでに始まっている。本書は、こうした新しいケアの試みについて、さまざまな分野の実践家や研究者が集まり、研究会を行ってきた成果をまとめたもの。その内容は多岐にわたり、なぜ今こうしたケアが求められるのかという基本論から、統合ケアのもたらす効果についての実証調査、日本国内での現状に関する自治体アンケート、先駆的な取り組みに関するケース・スタディないし実例報告、そして「老人と子ども」統合ケアを積極的に進めている諸外国の動向調査(フィンランド、イギリスなど)を含む内容となっている。

目次

第1部 総論(人間の三世代モデル―新しい高齢化社会のビジョンへ)
第2部 実態調査と分析(「老人と子ども」統合ケアについて 世代間交流の効果に関するミクロ調査 「老人と子ども」統合ケアに関する自治体の取組み状況調査 世代間の所得移転と世代間交流による少子化対策の可能性 「老人と子ども」統合ケアにおける環境デザイン的考察)
第3部 事例と考察(「老人と子ども」統合ケアに関する先駆的試み 調査事例の概要)
資料 自治体における「老人と子ども」交流事業事例集―『「老人と子ども」世代間交流に関する自治体調査』から