内容説明
忙しい育児のまっただ中で作品を書き上げたこと、作家として取材をする楽しさ、難しさ、囲碁が大好きで、目に優しい碁石を作り上げるまでのこと、子供のころ住んでいた家の想い出。この本の中には、そんな一人の作家の生活が映し出されています。小説とはまたひと味違った世界を味わうことの出来る、極上のエッセイ集。(『時が証す』改題)
目次
私の文章修業
はじめての応募
死ぬより辛い
時間と折合う
腸閉塞記念日
惑いと安堵
幸せな刑罰
つぎは何を書くか…
自分見失わず、おっとりと
楽しむに如かず〔ほか〕