内容説明
こんな短い人生ならば、世界はおれが見せてやる。27歳8か月の生涯を駆け抜けた風雲児、高杉晋作を見守る「シンサク」とは。異色の幕末ファンタジー。新潮社1994年刊の再刊。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
23
臨終の際の’高杉’が、誕生したばかりの’晋作’と交差。それ以来、幼い晋作の前に現れては自らの歩んできた人生を共に見つめる。高杉晋作の生涯を追うというよりも、’高杉’の生きてきた人生をたどり、成長する’晋作’のストーリーといったところ。10歳未満の姿が書かれているので、よりファンタジー色が濃い。幼い晋作や祖父母が微笑ましく、楽しく読んだ。2017/05/29
蜜
0
好きなんだなぁって、にやにやした。 高杉普作を、今江さんが書いたら、どうなるのか。を示して頂いた作品。 最初から最後まで、高杉普作は飛び回っていた。 「彼はこんなことをしてね」「こんなことがあってね」と、絶えず嬉しそうに紹介してくれる人の影を、感じながら読み続けた。 誰かのヒーローを、にこにこしながら紹介して頂いたよう。 好きなんだなぁって、嬉しくなって、にやにや、した。2012/12/13
にわ
0
高杉晋作×ファンタジー。2009/04/08