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内容説明
生きているものは必ず疲れる。疲労することによって自らの休息の必要を知り、休息の結果、体力・気力が回復して、次なる活動が可能になる。半世紀以上を生理学の研究に捧げてきた著者が、人間が疲労する生化学的システム、回復方法などをわかりやすく説きながら、疲労というもの、さらには人間の労働や生命までを語る。
目次
第1章 見直される疲労
第2章 疲労の正体
第3章 疲労へのより良き理解
第4章 疲労とリズム
第5章 疲労のいろいろ
第6章 有効な疲労回復法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ🍀
154
生命は活動と休息、消耗と回復を自然のリズムで繰り返している。見えない疲労を後回しにしてしまうことは、とても大切な信号を無視していること。極端な状況に陥ってしまうほど私たちは疲れている。覚醒と睡眠の生活リズムを大切に。活動疲労は栄養と休息て回復するが、感覚疲労は極めて重要な臓器である脳からの免疫物質に左右される。心の持ちよう、喜怒哀楽を整えることで軽減されるかもしれない。笑う門には福来る、いつも楽しそうに振る舞うことができたら、心身の硬さが少しはほぐれるかも。難しいけれど、リラクゼーションを心掛けていこう。2019/06/09
Kei
17
自分の睡眠時間の長さやそれにも関わらず、入眠剤がないと眠れないという矛盾、また人よりも疲れやすい身体を何とかしたいので読んでみることに。疲れの一般的なメカニズムはわかったが、これを実際にどのように解決していくのかはまた別の問題なので、何とかして行きたい。人間関係のストレスが疲労に大きな影響を与えていると思うので、これを上手く乗り越えられるようにしたい。2016/08/12
satochan
1
疲労に気づけるようになろう。休もう・・・。どうやって疲れをとるか考えよう。肩関節を動かそう。何で疲れるんだろう。2021/01/31
かんな
0
仕事と同じ活動時間でも、例えばディズニーランドでは疲れない(*・∀・*)魔法かしら?余計な事は考えず寝ようZzz2014/05/19
ミアロ
0
犬は餌を食べさせないより、睡眠を奪ったほうが早く死ぬ…。そんな実験昔してたって…怖い。2012/01/31