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内容説明
不眠症に悩むダンサーのレヴィ。安らぎを求めて引っ越した先の隣人は!? ナイーブな青年の内面を描いた人気傑作シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
28
バレエの連作短編集。エッセイに書かれていた家族への思いが垣間見える表題作にシンクロ率999%。芸術家の陥りがちな罠を描いた「狂おしい月星」もそう。萩尾望都は間違いなく「こっち側」だ。「こっち側」を装って陰で舌を出す輩ならたくさんいる。それが視えた人の本は買わない。元々作家なんてそんなもの? 或いは。でも仮に成功しなくても少なくとも萩尾望都だけはレヴィであり続けたはず。この生々しさが幻想的な絵の中で虚構として躍動すると現実以上にリアルに突き刺さる。漫画と画集と詩集と自伝を一度に味わえる。こんなの彼女だけだ。2018/04/23
マリリン
17
萩尾望都の名前や作品名は知っていたものの読むのは初めて。久しぶりに心の奥に眠っていた感情が心地よく覚醒した。言葉で綴るのは難しいが、素材となっている世界の人間の感性は、郷愁の思いがある。特に『狂おしい月星』『ジュリエットの恋人』は印象深い。共鳴できるよい作品に出合えた事に感謝したい。2018/05/13
たまきら
16
大好きな「ローマへの道」に登場する、のほほんと天才なダンサーのお話です。天然で勘だけで渡り歩いていて、失敗も多いけれどなんだか前に進んでいく。そんな彼に呆れて笑ってしまいつつ、なんだか憎めない。いるいるこういう奴。重めの話もありますが、基本的に軽く読める楽しいお話です。2017/11/11
petitlyz
14
【図書館で借りた本】この前久しぶりに「11人いる!」を読んで面白かったので萩尾先生の作品を図書館で探し、バレエに関する作品は大好きなので読んでみた。感想はうまくまとまらない。同い年のカメラマンがちょっと残念。解説が篠田節子さんで読みごたえがあった。そこで言及されていた「ローマへの道」も読んだほうが良さそうだなという感じ。ぼちぼち進めます。2021/05/15
K
13
勝手に親切にしときながら、感謝されなかったら「感謝しらずの身勝手なやつ」とされる。バレエダンサーのレヴィは芸術家気質として描かれているのかもしれないが、どんな関心も受けたくないって気分は自分もかなりある。放っておいて欲しいときはある。でもそれは単に嫌なやつになりたいわけではなく、ちょっと疲れてるだけでもある。殻破ったり、また籠ったりを繰り返してる自分と重ねて読んだ。2024/03/13
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