角川文庫 おとなりも名探偵

著者名：赤川次郎

KADOKAWA（2014/12発売）

• ISBN：9784041879498

内容説明

２５歳の女性ピアニストが巻き込まれたトラブルの解決に、片山刑事らが奔走する〈三毛猫ホームズ〉シリーズの「三毛猫ホームズの殺人協奏曲」、〈天使と悪魔〉シリーズの「天使の寄り道」、〈三姉妹探偵団〉シリーズの「晴れ姿三姉妹」、〈幽霊〉シリーズの「マザコン刑事の大晦日」と、赤川次郎の人気キャラクターが一冊に大集合！　あの名探偵たちが活躍する、豪華ラインナップの作品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[白雪ちょこ]

幽霊シリーズ、三姉妹探偵団、天使と悪魔、三毛猫ホームなど。 赤川次郎を代表するオールスター達が、大集合となっている。 超絶満足のできる短編集となっていた。 個人的には、「晴れ姿三姉妹」が好き。 相変わらずの夕里子達のドタバタ劇が、とても面白かった。 短編になっているので、好きな作品だけを読むも良し、全部目を通しても良し、さらに推しの探偵を見つけてみるのも良し。 満足のできる1冊となっていた。

2024/11/13

[鍵ちゃん]

２５歳の女性ピアニストが巻き込まれたトラブルの解決に片山刑事らが奮闘する三毛猫シリーズ、天使と悪魔シリーズ、三姉妹シリーズ、幽霊シリーズ、マザコンシリーズと赤川作品の人気キャラクターが一冊に大集合！

2021/01/18

[nemuro]

手持ちの２冊を読了し、列車内の読書タイムのために姉宅の本棚から借りてきた１冊。収録された短編５作品には、お馴染みの名探偵が続々登場し、お得な１冊とも言えます。「旭川～札幌」間の「特急オホーツク４号」を経て、「札幌～函館」間の「特急スーパー北斗１６号」が洞爺を通過したあたりで読了。ちょっと久々の赤川次郎ですが、こんな軽さも時にはいいでしょう。

2011/08/15

[tame]

赤川次郎好きなのに有名シリーズをひとつも読んだことなかったんだなあ笑。泥棒シリーズはいっぱい読んだんだけども。この中じゃマザコン刑事が一番パンチが効いててママが醸し出す空気が凄かった。シリーズを読みたくなったのは天使と悪魔かな。

2016/09/10

[牧瀬ちゃみ]

[★★★☆☆][2013年92冊目]：5つのシリーズの短編が1冊にまとまったお得パック。マザコン刑事シリーズはまだ未読だったので新鮮でした。後はそれ以上も無くそれ以下も無く、普通の短編集です。各登場人物同士がコラボしていたりすれば面白かったと思うけど。

2013/06/10