101号室の女

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101号室の女

  • 著者名:折原一【著】
  • 価格 ¥691(本体¥629)
  • 講談社(2011/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062649292

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内容説明

サスペンス映画の傑作「サイコ」を見事に彷彿させる表題作「101号室の女」、夕暮れの公園で空のベビーカーを押す男の謎に迫る「眠れ、わが子よ」、凶暴な脱獄囚が別れた女に刻々と近づく恐怖を描く「網走まで」等、全9編を収録。巧妙な伏線とラストのどんでん返しで読者を欺く、折原マジックの集大成!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

70
短編集。ブラックな話が多いが、恐妻家・殺人計画なんかがイイ。 2014/01/08

ばりぼー

57
どんでん返しがてんこ盛りの短編集。気持ち良く騙されるために、できるだけ素直に、無防備の状態で読むことを心がけましたが、「驚愕の結末」もこれだけ続くと学習してしまい、嫌でも予測できます(笑)。それでも、妻を殺したいと思っていた男が、冗談だと思っていた交換殺人に巻き込まれる「恐妻家」、妻に殺されかけている翻訳家が、編集者に助けを求めて手紙を送るが全く気付いてもらえない「殺人計画」、新聞記事やインタビュー、手記などの多重文体を駆使した「わが生涯最大の事件」など、折原さんの入門編としては最適だと思います。2014/10/13

Ririka

27
ここでの感想を見て、初読みの作家さんです。9編の短編集、タイトルの「101号室の女」は、サスペンスでありホラーっぽくて映像が浮かぶようでした。突然ひっくり返されるようなラストになったり、手紙形式であったり、よくある話だなぁと思ってたら、意外な真相に持っていかれ、どの作品もちょっと笑えるような所があるような、飽きさせない文体で、次へ次へと読み進めてしまいました。「殺人計画」は、ハラハラするのですが最後がなんとも、やっちゃったって感がありました。二作目のノンシリーズ短編集があるらしいので読んでみたいです。2015/04/19

とも

26
★★★☆はじめての短篇であったが、やはり重厚感や奥行、人物描写がおざなりで、それなりのレベル。とはいえ、トリックなどはよく熟れて叙述トリック万歳。折原一トライアル版としては良いかもしれない。2018/05/13

coco夏ko10角

25
9つの作品収録の短編集。『網走まで……』と『恐妻家』が良かった。2016/04/12

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