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内容説明
日本野球が生んだ最高の選手たちの内面とは。投手は何を考え、打者は何を思ってプレーしているのか。一本のホームラン、一球のウイニングショットに秘められた思想を明かし、野球のワンダーランドにいざなう。(講談社現代新書)
目次
序章 究極の投球術―江夏豊論
第1章 打撃する心
第2章 フォークとスライダー
第3章 職人たちの世界
第4章 打者の思想、投手の論理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しょーくん@本棚再編中
3
★★★★★★★☆☆☆野球ファンにはたまらないですよ。
きぬりん
1
表紙要約のとおり、「松井、松坂、野茂、イチローら超一流選手の技術と思考の枠を取材し語りつくす」本。その中で異彩を放つのは広島の前田智徳。著者が平成の宮本武蔵と評するくらい、記録よりも自らの理想のバッティングを追求し続けていた前田が、右足故障の影響により騙し騙しのプレイに甘んじざるを得ず、半ば自暴自棄に陥っている様子を活写している。それでも右足の故障が具体的にどうプレイに影響しているのかを前田本人に問い質しているのは流石。スポーツライターはドラマではなく卓越を可能にする技術を検証すべきとする著者の面目躍如。2025/10/15
コノヒト
1
1999年前後のプロ野球。イチロー、松坂、松井秀喜らがどのような思考でもってプレイしていたのか。特に良かったのが「前田智徳は死にました」2019/11/15
Gen Kato
1
再読。15年も前の出版であることに驚く。当然、当時とは選手の顔ぶれが変わって……いや、まだまだ活躍してる選手もいる!(驚嘆) 巻頭の江夏論がとても好きです。2015/03/21
Tenco
0
2000年に刊行されたとあって、世代的にはドンピシャ。高井メモとサードベースコーチとは何かが面白かった。 プロ中のプロが語る「縫い目の引っかかり」とか「ボールが潰れる感覚」は言葉でしか分からないので……。2017/10/27




