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内容説明
アフタヌーンティーやガーデニングなど、イギリスの生活スタイルや風俗が、近年テレビや雑誌で紹介され、日本人の生活の中にも取り入れられている。本書は、英国通として知られる二人の著者が、こうしたイギリスブームの背後にある伝統や文化の本来の意味や見識、あるいは誤解や偏見を鋭く指摘したり、時にユーモアをまじえて、自由闊達に語り合ったものである。「理由もなく親しくしないのが人づきあいのルール」「食事ではまずマナーや雰囲気重視」「紅茶は好みの銘柄にこだわって飲む」「ガーデニングは趣味でなく、近隣が互いに配慮して快適に暮らす生活の知恵」等々、英国流の個人主義や家庭観・教育観、さらにはダイアナ妃をめぐる英国王室のゴシップまで、幅広い話題に及んでいる。表面的な薀蓄の枠を超えた、その確かな見識は、ことごとく的を射ており、読めば愉快にして思わず納得、古くも新しい英国流かしこい生活スタイルの真髄が発見できる一冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちひろ
1
日本人のお偉い学者さまたちがイギリスと日本を比較して日本をこき下ろしている本で価値観もだいぶ古臭く、お二人が今の駐英大使が英国で日本文化と英国文化をうまくSNSで紹介なさって両国から人気なのを見たらなんておっしゃるのか聞いてみたいです。内容が酷すぎて読了できませんでしたが、多分最後までこき下ろして書いてるのはわかります。
うたたね
1
他国好きの人のエッセイは、なぜゆえ、「日本と比較→日本批判9:他国の良さ1」になってしまうんだろう。特に、延々と続く日本の外交官批判や大学批判は、頭痛がします。この方、東大行って外交官になりたかったのかな?とすら思いました。そもそも、自著を読んでない外交官を痛烈批判って。。。とても疲れる一冊でした。2016/03/10
吉良
1
英尊日卑という感じの本2010/08/15
おうおう
0
イギリス人は冷たいのではなく、個を大切にしているからお節介がないだけで、頼めば答えてくれるという所が印象的だった。またお茶を交わして仲良くなり、長い付き合いを大切にする文化が素敵だなと感じた。2014/01/23