角川文庫<br> 堕天使の島

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
堕天使の島

  • 著者名:山藍紫姫子
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048732208

ファイル: /

内容説明

殺すのか、それとも愛するのか…義父の陰謀で死と隣り合わせの流刑地に送られた秋生。
高貴な美貌と邪悪なほど淫らな雰囲気を持つ、ロシア系美少年クリス。
性と血の饗宴が繰り広げられる島で、ふたつの寂しい魂が出会い…少年たちの美と官能の世界を描いた禁断の愛の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4
表紙からは耽美を想像しますが、絶海の孤島で閉じ込められて生への渇望に闘い続ける少年たちに線の細さは全くない。山藍作品の中でも異例なほど滅びへの憧れよりも生命力に溢れた作品。監獄ものがお好きならお勧めです。2011/03/26

judy

3
うっかり後書きの“絶海の孤島”を“絶倫の孤島”と読み間違えましたw文庫版と同時に読み比べ。単行本は水上有理さんの表紙&挿絵が美しく、文庫とは違ってる箇所があって興味深かった。エチは文庫と比較するとかなり控えめで、これぐらいで丁度よいです(笑)文庫の変態所長とのおぞましい3Pは悪夢だったw最後のゴッドハンドのエピソードは文庫では違う内容に変更されてるし、結末のクリスと秋生と海人の関係もニュアンスが微妙に違う?是非はともかく、限界の境地に陥るも生への執念がスゴイなぁと背筋が寒くなりつつ頭が痺れるような読後感。2011/09/08

琵音

1
この人の本で絶海の孤島の私設少年刑務所。予想通りのことも起こりましたが、舞台となった刑務所の設定がかなりしっかりしています。もちろん、そのほかの内容も文句なし。久しぶりに骨のあるこのテの小説を読みました。関係ないけど、今買おうかどうか迷っている鉢植えの野生種と同じ性質を持つ植物が出てきた。この設定があるなんて知らずに読んだのに。これは鉢植えを買ってもいいということか?2011/03/23

さつき

0
絵を堪能。しかし、文庫で読んだお話があまり好みでなかったので、読み比べようと思って買ったくせになんなんですが、流し読みしてしまいました。舞台が架空の国や中世の混沌とした時代とかだったら、すごく面白かったと思います。好みの問題ですが。2017/08/23

由佳

0
なかなかハードでした。割り切って読みました(*_*)2013/12/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/423730
  • ご注意事項

最近チェックした商品