講談社文庫 金田一温泉殺人事件

著者名：吉村達也【著】

講談社（2013/12発売）

• ISBN：9784062648288

内容説明

座敷童子（ザシキワラシ）が飛び出してきた！　東北の温泉宿、伝説の奥座敷で起きた惨劇を志垣警部が追う！　男は十和田湖畔で、頭を丸坊主にされ唇には紅を塗られて殺されていた。そして第二の殺人は、座敷童子が出るという岩手県金田一温泉の宿で起こった。ナイフを突き立てられながら一滴の血も流さず息絶えた女の側から走り去る座敷童子！　伝説に彩られた猟奇殺人の真相を求めて、志垣警部は豪雪の東北へ！　（講談社文庫）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[coco夏ko10角]

温泉殺人事件シリーズ。今回は岩手県金田一温泉。トリックうんぬんより人間ドラマが。犯人の想い…。最後に著者が取材に行ったときの写真あるけど、その部屋に泊まるのは怖い！

2020/01/09

[nagatori(ちゅり)。]

刑事さん達が謎解きする前に犯人たち(いや、犯人？)が次々に行動を起こしてしまってなし崩しに犯人がわかってしまうスタイル(笑)でも面白いです。刑事さん達ほんとになんにもしてないけどｗシリーズものみたいなんですが、他の本では謎解きしてるのかな。読んでみたいです。皆、心のどこかには暖かいものがあって、哀しい事件だったけれどそこは救いだったかな。

2015/04/06

[そのぼん]

座敷わらし…。不気味なテイストのミステリーでした。 昭和のミステリーっぽいところが面白かったです。

2012/01/20

[ホームズ]

吉村さんはいろんなことを知っているんだな～って感じる（笑）そして謎の提示はとても面白いし結末が気になってしまうんですが・・・。「犯罪史上にない目的で・・・・」って微妙ですね～。

2009/08/31

[ホームズ]

温泉シリーズもいいです（笑）

2006/03/09