内容説明
七年前、私を捨てたダックス。その彼と契約結婚をするなんて。■親友チャールズが不慮の事故でこの世を去り、ジリアンは悲しみに沈んでいた。そして葬儀の日、思いもかけない人物が現れた。チャールズの兄、ダックスだ。なぜ彼がここに? 私とチャールズを憎んでいるはずなのに。七年前、ダックスは私の婚約者だった。だが、私とチャールズの関係を疑ったダックスは、町を飛び出し、それ以来、戻ってくることはなかった。すべては誤解だったのだが、ダックスは今でも私たちを憎んでいる。それなのに、なぜ帰ってきたのだろう……。ジリアンの疑問は、葬儀のあとすぐに解けた。ダックスは彼女への復讐のため、ある計画を立てていたのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
29
やっぱりこの作家さんが書くヒーローは身勝手な男性が多いと思う。イライラしながら一応最後まで読んだ。ヒロインは何故こんな男性をただひとりの人として愛しつづけることが出来たのだろう。いかん、またイライラしてきた。お話全体もなんかすっきりしない。2016/07/28
糸車
23
なんでわざわざ再読したかというとドナドナ本を整理していて内容が全く思い出せなかったから。この作家さんのヒーローは自分勝手な男性が多いので多分そのあたりがネックだったんだろうと察しはついていたのですが。そしてぱらぱらめくってつい読み始め…思い出しちゃった。わたしがヒロインだったら決心通り出て行く。絶対に。ほだされてる場合じゃないでしょう。だってヒーローがしたことを絶対忘れられないもの。許したつもりでもこの先なにかあったときに思い出して怒りが再燃すること間違いないもの。きっぱりひとりで再スタートするべきです。2017/06/15
きき
4
何でもかんでも最後にまとめりゃいいって訳でも無いのにとハーレ読むと思う。ヒーローのバカみたいな誤解で出奔し他の女に慰め求めて妊娠、結婚で上手くいかず離婚。ヒロインと元サヤになる気満々で娘つれて迫りまくる。1番嫌なタイプ。直ぐにほだされるヒロインのプライドの無さに再読はなし2016/06/27
ちはや
0
2001.5.6 ★★★