講談社+α新書<br> 日本語の「大疑問」

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講談社+α新書
日本語の「大疑問」

  • 著者名:池上彰【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062720076

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内容説明

言葉には日本人の数ほど不思議と面白さがある!! 言葉で正しく伝えることは意外とむずかしい。誰にでもわかりやすく伝えることを第一とする、放送現場から日本語表現の問題点を考える。

目次

第1章 放送で苦労しています
第2章 とっても気になります
第3章 日本語はむずかしい
第4章 日本語を捨てようとしたことも
第5章 漢字もあるからいい感じ
第6章 言葉は生きている
第7章 言葉は文化を映す
第8章 敬語を敬遠しないで
第9章 日本語は美しい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

68
いわゆる「日本語の乱れ」の話から。ことばの変化の過程にみられる「ゆれ」であるものが多いわけで、あまたの例がユーモラスに挙げられていて、気楽に読める。過剰に気配りした、丁寧すぎる若者敬語は、いかにも日本人的だそうだ。乱れに厳しかった池田弥三郎も、丁寧すぎる敬語への危惧を半世紀前にすでに述べているという。「吉見百穴は「ひゃくあな」じゃないですか」に「ムカつく」ことなく、「見れたら」それでいいんじゃないですか?2020/01/26

B.J.

16
●”千円からお預かりします”。 →本来まず「千円をお預かりしました」といって、次に「千円から5百円いただきます」というのが正しい言い方。その両方の言葉をまとめて「千円からお預かりします」という言い方に縮めてしまった。 ●日本語はテレビ的、西欧語はラジオ :人と会話していて、私たちは何気なくその言葉を漢字で書くとどんな文字になるかを考えてい る。頭のなかに常に画面を思い浮かべている。 ●臨界:物質がある状態から別の状態に変わる境目のこと。 ・・・本文より2020/03/22

shiaruvy

13
★3.5 [2000.03.27 2刷] 言葉に厳しいNHK出身の池上氏によるごもっともな意見だとは思うけど..。 う〜む..最低限のルールは必須だが文法至上主義で雁字搦めになることはないのでは。 文法が先にあって言語が後で生まれた訳ではないんだし..。 文法よりは伝える内容のほうが大事だと思う。 それにしてもこの方は中谷某や苫米地某,斎藤先生みたいに本たくさん出されてますなぁ〜。(^_^;)2012/09/15

Syouichi Nishiyama

11
日本語の本を読んでみたくて、平易で面白そうとブックオフで手にとり、ちょっとしたすき間時間に一気読み。 面白かったし、役にも立った。 でも、2000年発行の本だから、もう変化してるな。当時はSNSは初期?スタンプコミュニケーションなんてないもの。2019/11/25

せぴあ

10
池上彰さんが日本語についての本を書いていたなんて知らなかったなあ。改めて日本語は素晴らしい言語だと思う。日本語を母語として生まれてよかった。日本語はおもしろいのだ!2018/04/12

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