内容説明
全体を見通し戦略をたてて行くトップ層、複雑な組織を発展させる力の源であるミドル層、実働部隊として力を発揮しているロウァ層――人間関係を円滑にすすめ、仕事の質を高めてゆくために、いま、我々が身につけるべきは何か。江戸の指導者達の成功の秘密を分析し、その資質・条件を分かり易く現代に置き換える。教訓を排し、人の心の襞にしみる実践的指針の数々。サラリーマン必読の一冊。
目次
第1部 乱世の人間学(将軍たち 幕府重役たち 大名・家老たち サムライたち)
第2部 下剋上の人間学(伊達政宗―天性のバサラ精神で窮地を乗り切る 男伊達・かぶき者・六法・奴たち―羊の群れから離れた狼たち 松平定政―自分のポストをなげうって、部下に尽くす 食野次郎左衛門―武士を捨てて、商人になった男のケジメ哲学 ほか)
第3部 幕末の人間学(暗殺の季節 坂本龍馬と勝海舟)