内容説明
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会社の開発中枢にいる若者が突然提出した辞表に、他社の引き抜きを疑う上司や同僚たち。しかし本当の理由は、脱サラして居酒屋をやること…。信頼していた友人や恋人も白い眼を向ける。いよいよ開店の日が来たが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
63
おだやかで飾り気がなく読みやすい文体、読後感の良さにうなった。読後感からまさに”ハートウォーミング”あるいは”癒し”という言葉が連想される。それこそ今の社会が求めてやまないものだろう。本書に収められた短編すべてが「市井の人びとの日常を描いた人情話」と言える。作者が登場人物に注ぐまなざしは温かい。そう、けっして”熱い”ではなく、あくまで”温かい”のだ。胸の奥がじんわり温まり、時には目頭がツンとするが、涙がこぼれ落ちるほどではない。そのあたりの塩梅が素晴らしい。センスを感じる。ぜひ他の作品も読みたい2022/01/16
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