内容説明
その日、ケイは華やかなウェディングドレスに身を包み、好きでもないルイスと結婚式をあげようとしていた。ルイスの会社で盗みを働いた弟の罪を償うためだ。誓いの言葉を交わす瞬間が迫ってくる。そのときだった。「待ってください!」教会の入口に、自信に満ちた笑みを浮かべた男性が現れた。ジャック・メイスフィールド…。六年前、旅先のカリブで知りあってから、ケイがずっと思いを寄せていた男性。祖父の命を救ってくれた人。“いつでも、どこでも、どんなことでも、あなたの頼みをきくわ”六年前にケイが交わした約束をたてに、ジャックはウェディングドレス姿のケイをさらっていった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romaco
1
★★★ 異父弟の尻拭いで強制結婚させられそうになっていたヒロインと6年前の約束をたてに結婚式に現われたヒーロー ヒロインの弟、いつ改心するのかと思ってたらそんな人間関係になって終わりでいいの? ヒーローの娘じゃないけど気持ち悪い・・・ ヒーローも、人はいいけどやっぱりどこか欠けてるし、娘に金使わせすぎなのがずっと気になった2012/11/16
こえん
0
手を結ぶヒーローの父とヒロインの祖父、それとは対照的に楽しいほど敵対するヒーロー元妻とヒロイン母…脇役が良かった。H/Hの間だけでなく登場人物の間の関係や心理なんかも納得できた。2009/05/15