内容説明
社員にただ働きをさせるノウハウ、不祥事を起こした官僚の天下りなど、元京セラ社員が自らの体験を交え語る!
“著者が京セラに入社してもっとも驚いたことは、その徹底したケチケチ経営である。入社した当初は、「会社経営をこのようにしているので利益が上がるのだな」と思っていたが、京セラを離れた現在、この考えはまったく違っている。現在は、「稲盛名誉会長が従業員に支払った給料の回収手段である」と理解している”
※本書は紙書籍版として1999年に初版を発行しました。本文の内容は、初版発行当時のままとなっています。あらかじめご了承ください。
目次
京セラへの転職
ソーラーカー開発の実態
「アメーバー経営」と「時間当たり採算性」の真相
保険金詐欺に加担してしまった!
政府補助金の不正請求
社員に払った給料をいかに回収するか
社員にただ働きさせるノウハウ
「動機善なりや私心なかりしか」の嘘
「技術の京セラ」の呆れた正体
利益は人命に優先するのか
京セラの「プラスマインド」教育
稲盛魔術のたね明かし
不祥事を起こした官僚の天下り
京セラの犯罪をトップは知っているのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テキィ
3
ちょっとおかしい感じかな・・・ まぁ社風に合う合わないが大きいと思う。 2023/01/20
kuro
3
読んでよかったという思いと、読まないほうが幸せだったという思いと。2014/12/10
読書のシャンクス
0
かなり楽しく読むことができました! 京セラで悪どい所を詳細に書かれていました!この本を見たら、稲盛和夫という人物がどのようや人物なのか、ちょっと裏面が見れた気がして、とても参考になりました。 人は二枚舌でやってることと、言ってることが矛盾してる‥‥実はそういう人が成功するのかもしれない‥って思わせてくれる本でした。しかし、この本だけで終わってはもったいない!稲盛和夫の『生き方』もついでに読んで見たら面白いかもしれません笑2018/05/04