徳間文庫<br> 滅びの宴(電子復刻版)

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徳間文庫
滅びの宴(電子復刻版)

  • 著者名:西村寿行【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 徳間書店(2016/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198911768

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内容説明

秩父山岳一帯で山小屋の長期休業と不気味な投石事件が相次いだ。何者かが入山を阻もうとしている。同じ頃、山林濫伐と鼠群再発生の危機を警告し続ける右川研究所の米国人資金提供者が失踪した。男の正体はベトナム戦争でペスト戦に従軍した陸軍大佐だった。二年前、大恐慌を招いた竹笹の再開花が報告される中、甲府盆地を滅ぼし大菩薩嶺で自壊したはずの数十億の鼠群が蘇ろうとしていた。名作『滅びの笛』に続く衝撃パニック巨篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

村山トカレフ

4
80年発行。76年発行の「滅びの笛」の続編。殲滅したかと思われた「奴等」が、実は生き延びていて密かに増殖を繰り返し、再び地獄の行進をし始めるって話。身も蓋もない結論を述べるならば1番恐いのは人間ってこと、だ。有事の際(パニック時)の人間の狂気ほど恐ろしいものはない。にしても、相変わらずの強引な筆にも拘らず、最後まで読ませる筆致には思わず唸ってしまふ。完全な男目線からの女性描写は、旧態依然で粗野で乱暴なのだが、それが堪らなくナマモノしていてイイのです。2019/06/28

haruma

0
☆1.5 前作、滅びの笛の続編。前作が面白かったので、ブックオフで見つけた時は嬉々としていたが、読まなくてもよかったなー。前作で活躍した男気溢れる漢だった片倉が、結局男になってしまったから。ざんねん。ラストは嫌いじゃないので、☆0.5おまけ。

bosskurage

0
人に借りた本ですが、ものすごく気持ち悪かった。鼠の大群が東京に襲ってくるというパニックものなんですが、鼠も気持ち悪かったけど、何より強姦シーンが非常に多く、不快です。作者は何を考えてこのシーンを入れたの?ってほど意味のないシーンが多い。中盤くらいまでは結構面白いと思ったのですが、それ以降になるとワンパターンになってきてダレます。後半はパラパラ読み飛ばしてしまった。2013/04/23

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