ちくま文庫<br> 世界史の誕生 ――モンゴルの発展と伝統

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ちくま文庫
世界史の誕生 ――モンゴルの発展と伝統

  • 著者名:岡田英弘【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 筑摩書房(2015/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480035042

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内容説明

ヘーロドトスの『ヒストリアイ』は大国ペルシアに小国ギリシアが勝利する物語であり、変化と対決を主題とした。司馬遷の『史記』は皇帝の統治権限の由来を語り、変化を認めない正当性を主題としている。この西洋史と東洋史という二つの流れを一つの世界史に統合したのが、13世紀のモンゴル帝国の建国である。ユーラシアを統一した大帝国はそれまでの政治の枠組みを壊し、現代につながる国々を誕生させた。さまざまな出来事の相互影響を記述する世界史はこのときから始まったと言えるのだ。

目次

第1章 1206年の天命―世界史ここに始まる
第2章 対決の歴史―地中海文明の歴史文化
第3章 皇帝の歴史―中国文明の歴史文化
第4章 世界史を創る草原の民
第5章 遊牧帝国の成長―トルコからキタイまで
第6章 モンゴル帝国は世界を創る
第7章 東洋史・西洋史から世界史へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シタン

22
歴史は文化。二人の天才が作った。ヘロドトス『ヒストリアイ』から始まる地中海文明の対決の歴史と、司馬遷『史記』に端を発する中国文明の伝統の歴史である。それ以外はいずれかの借り物に過ぎない。この二つはまったく別個に存在していた。もし世界史というものがあるとすれば、それが誕生したのはモンゴル帝国の成立以後とみるべきである。 めちゃくちゃ胡散臭いが面白い。2020/06/09

shamrock

13
これは最高だ。世界史を俯瞰するのにこんな方法を提唱した著者は天才だと思う。著者の奥方(宮脇淳子)の著書にもこの方向性が活きている。最初にこれを読むべきだった。2020/09/08

fseigojp

13
岡田先生のエッセンス2019/10/06

Y田

11
細かい部分まで理解できたとは言い難いが、それでも世界史に対する見方が変わる大変興味深い内容だった。本書の要点は●歴史とはそもそも何か、歴史を持っている意味について,●チンギスハーンのモンゴル帝国が世界の国々に、またその後の世界に大きな影響を与えたという意味で1206年から「世界史」が成立する、ということ。大きくこの2点かと思う。◆中央ユーラシア世界、それからモンゴル帝国 (遊牧民族)の重要性は今まであまり考えていなかった。歴史を考える大きな参考になった。2022/04/14

記憶喪失した男

10
サラディンの子孫はアイユーブ家。越王勾践は夏王朝の兎王の子孫。王莽は黄帝の子孫。劉邦をぶちのめした北方異民族の王冒頓単于は「勇者の君主」の意味であり、「左賢王」「右賢王」「万騎」を率いており、居城は「竜城」だった。モンゴル帝国の正史は「集史」であり、モンゴル皇帝奥義書が「元朝秘史」だ。2018/04/29

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