モデルの発見

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モデルの発見

  • 著者名:松本キミ子
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 仮説社(1999/08発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784773501421
  • NDC分類:375.72

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内容説明

絵は「どう描くか」だけでなく,「何を描くか」がとても大切。描く人が気持ちよく満足できることがよいモデルの条件。できない人とできる人の差が歴然と表れてしまうようなモデル,描く人の自信をなくすようなモデルではなく,描く人が楽しい気持ちになれるモデルを用意することが大切。そして,新しいモデルの発見は,新しい絵の描き方〈キミ子方式〉を生み出した。イカ,毛糸の帽子,そして革命的なモデルであるモヤシなど,「絵の描けない子」に学びながら発見したモデルの数々。

★★ もくじ ★★
・ 最初の発見(「極楽鳥花」からはじまったキミ子方式)
・ 何も知らなかった自分の発見(イカ)
・ 「なまもの」へのこだわり(イカとスルメ)
・ 最初の人工物(毛糸の帽子)
・ バケツ物語(設計図が必要な人工物)
・ 毛もの 羽もの(ニワトリ・ウサギ・犬)
・ 根っこの発見(タンポポ,そしてモヤシへ)
・ 尾頭付きの大衆魚(サバ)
・ 「部分と全体」を考えさせる〈海のもの〉
・ 一粒のブドウ(〈群〉と〈個〉を考える)
・ ワクがあるからよく見える空
・ 一本の木から風景画へ
・ 写実の中の抽象
・ 技術と理念
・ 色づくりから広がる世界
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

最初の発見―「極楽鳥花」からはじまったキミ子方式
何も知らなかった自分の発見―イカ
「なまもの」へのこだわり―イカとスルメ
最初の人工物―毛糸のぼうし
バケツ物語―設計図が必要な人工物
毛もの羽もの―ニワトリ・ウサギ・犬
根っこの発見―タンポポ、そしてモヤシへ
尾頭付きの大衆魚―サバ
「部分と全体」を考えさせる“海のもの”
一粒のブドウ―“群”と“個”を考える〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

きをふし

4
【動機】パターン・ランゲージの考え方に通じるところがあるらしく興味をもった。 【内容】楽しく絵をかくために、何を(モデル)、どのようにかけばよいか(キミ子方式)を、子どもたちと関わり合いながら発見してきた半生が書かれている。 【感想】悩みの生々しさや発見の新鮮さが実直に語られていて、しかし僕にはそれを比喩的にしか味わえないところが歯がゆい。「美術」が(たとえば「体育」よりも)嫌いだった人間からすると、地球の裏側をみるような感覚だった。2013/04/29

kkd

1
キミ子方式が生まれた経緯についての本。キミ子方式は基本的に漸進的成長プロセスを絵画で実現するもと。そしてThe Nature of Orderで言われている、シーケンス(センタリングプロセス)を自分で発見している、という意味で驚く。これは良い本。2009/12/18

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