内容説明
アートディレクターの恋人・圭と幸せに暮らす編集者の莉花はある日、自分の中のもう一人の自分の存在、二重人格に気づく。別人格になった自分が圭に危害を加えることを恐れ、彼女は仕事も捨て、逃げるようにベトナムへと旅立つ。異国の地で彼女がたどった自身の知られざる過去。そして二つに別れた魂の謎が明かされる。初の書き下ろし長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおり
1
もっと長くしても良かったのでは?と思うくらい、アッサリ読み終わりました。2015/09/22
三毛招き
0
そこが本筋じゃないのはわかってるけど、どうしても「現地大使館に頼れや」というツッコミが浮かんでしまう。/やや冗長だが「茉莉花」のネタばらしはとても好き。2015/07/05
Landgear
0
◯2014/05/30
Tokujing
0
去年の今頃見た、中島みゆきの夜会の演目の小説版。去年見た夜会も感動的だったが、電車の中でこの本を読みながら、時にはそれを思い出しながら、時にはそれとは違った感動がこみ上げる作品であり、中島みゆきを知らない人でも、結構簡単に中島みゆきワールドに入れる一冊。2013/02/16