仏教に学ぶ「がんばらない思想」

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仏教に学ぶ「がんばらない思想」

  • 著者名:ひろさちや
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2014/06発売)
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  • ISBN:9784569606033
  • NDC分類:180.4

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内容説明

“なぜ日本人は仕事中毒か”“そもそも生きがいって何だろう”……。本書は人間通、宗教通の著者が教える「脱競争」「出世観」のススメである。 まず著者は、日本人が神道の「労働神事説」にとらわれていることを指摘する。本来、キリスト教、イスラム教では、労働とは神からの懲罰なのだ。働くことが美徳であるという価値観はない。 また、仏教とは「世間や欲望の奴隷になるな」という教えである。世間体ばかりを気にする生き方を強く否定するのだ。 そのような観点から、いかに日本人は仏教やキリスト教的価値観から離れているかがわかる。著者はこう語る。「がんばらなくていいんだよ、ではなく、がんばることはいけないのです。多くの宗教がそう教えています」と。読者は安心して「がんばらない思想」を自己の哲学にすることができるのである。 競争神話に毒された日本人たちへ、幸福とは「勝ち負け」ではない事を教えてくれる。本当に豊かな人生への理論武装の書。

目次

プロローグ 激流に生きるつらさ
第1部 ちょっとまちがったこれまでの生き方(なぜ日本人はがんばるのか なぜ日本人は奴隷になったのか 平等主義がつくったやっかみ社会)
第2部 これからの人生をもっと楽しく生きるために(出世間人間になっちゃおう ほとけの子になっちゃおう 自分自身と仲良くしよう 他人をそのまま肯定しよう 生きがいなんて要らないよ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shinjihm

6
どうして僕たちは頑張ってしまうのか?勝ち負けにこだわり、人と比べてしまうことが習慣になってしまっているのでしょうね。仏教では人間の欲望というものについて「奴隷になるな」と説いています。出世にしても物欲にしても、まず自分が持っているものに目を向ける。自分で基準を作る。欲望は持っていてもいいけど、それを自分でコントロールする。頑張らなくても十分幸せなんだと気づかせてくれる一冊です。2015/12/19

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