角川文庫<br> 女の旅じまん

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角川文庫
女の旅じまん

  • 著者名:酒井順子
  • 価格 ¥418(本体¥380)
  • KADOKAWA(2014/01発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041801109

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内容説明

財力、人数、そして持ち前の自己中心性にものを言わせ、世界各地の重要拠点を破竹の勢いで次々と制覇しているOLたち。言葉の通じない国でもオドオドすることなく、「だって日本人なんだもーん!」とばかりに郷に入っても郷に従わずマイペースで行動し、体当たりのボディランゲージでコミュニケーションをとってしまう…。成田出発から税関での攻防、旅先での友情決裂、土産話の苦痛まで、“緊張しない”“躊躇しない”“遠慮しない”と海外で快進撃を続けるOLたちの旅姿を詳細にレポートした爆笑エッセイ!

目次

プロローグ オーエル軍、世界制覇
第1章 丸の内新帝国主義(出陣・成田到達 物資調達の攻防 “部隊”編成 ほか)
第2章 海外旅行虎の穴(男と行く海外 スキヤキとパールハーバー パッケージ・ツアーの謎 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

60
酒井さんおハコの箸休め的エッセイ。私と同世代の作者が、同時代(当時)に海外に行きまくってた(私ももちろんその一人)オーエル(文中ママ)さんたちの実態を暴露したエッセイ集。多少時代がかってますが、飛行機内でのヒエラルキーだとか、いかに旅先で旅慣れたフリをするか、とか、あるある、の連続。今でこそたまにはビジネスクラスにも乗り(マイレージ限定)、旅慣れたフリをするのにも疲れてきてる私ですが、当時は必死だったなぁ、と懐かしく一気読みしました。2014/08/28

エドワード

16
酒井順子さんの本は懐かしき時代の缶詰です。30年前のオーエル様たちの勇姿が目に浮かびます。私はこの30年の間に6回海外旅行していて、5年に1回、ワーイワーイとはしゃぐのにちょうど良い間隔。機内食や小さなワインに喜び、私は男性なので買物より街歩き派、小さなお菓子屋さんやハロッズなどで小物やお土産を買うのが楽しかった。マドリッドのリャドロの店は冷やかし客は入れてくれない。職場には一度も外国へ行ったことのない独身アラフォー男がゴロゴロ。メンドくさいらしい。海外旅行だけはこれからも女性上位が続きそうですネ。2014/11/19

てくてく

7
1980年~1990年あたりの、しかも雑誌掲載のエッセイがベースになっているので、大げさかなと思うところはあるものの、酒井氏なので文章につられて最後まで読んだ。OL同士の場合は誰と行くのかということ、そしてマカデミアナッツがとても印象的だった。2018/08/30

takachan

5
実は、この本が書かれた90年代初頭に初海外=海外駐在を経験したので、ここに書かれていることは後追いで経験したことばかり。海外で関西弁を聞くとむっとする、というのに「あるある」とうなずいたが、他のことは女性特有の「あるある」も多いせいか理解できかねることもあった。でも、大掃除のときに昔の新聞を見つけて読みふけるに近い面白さはあった。2014/10/18

Kaholly

5
OL万歳!爽快な突っ込みと今だから笑って言える(書ける)残念なエピソードの数々! 今から約20年前に書かれただけあって、多少のジェネレーションギャップは感じるものの、海外旅行で日本のトイレが恋しくなるのは今も昔も変わらないのね。笑2014/09/23

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