行きずりの女 - 傑作小説

著者名：豊田行二

光文社（2014/09発売）

• ISBN：9784334728076

内容説明

出張帰りの新幹線の車中、隣り座席に乗り合わせた若い女。膝まで見える白いワンピース、抜群のスタイルに目を奪われた男は、思わず声をかけた。すると、女は……（「行きずりの女」）。エアロビクス教室の真向かいの喫茶店。セクシーな動きに見惚（みと）れていた男の目に、気になる美女が（「レオタードの若妻」）。予期せぬ出逢いが演出する男と女のラブアフェア！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雨音-amane-]

眠りにつくまでの本として読みました。話の流れがストレート過ぎ。感情の機微も無く、ただやりたい人達の話でつまらなかった。最後の「ラブホテル大混戦」だけはラブホテルの事情がわかってそういう視点で読めてまだましだったけど。全体的にたいして内容の無いＶシネマを文字に書き起こしたらこんな風になっちゃった。。。て感じ。もう少し心を揺さぶられる大人の話が読みたい。

2016/08/14