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内容説明
悩み、考え込んでしまう人は、「ああでもない、こうでもない」と思いあぐねてばかりいて、一つ所に立ち止まってしまう。そうしていては、「可能性が見つからない」と愚痴っている。これでは、何も始まらない。どうしたらいいのかわからない時は、まず、身近にあるできることからやってみよう??これが、この本の中心に据えられたメッセージである。たとえば、自分のためにお茶を入れてみる、美容院へ行き髪形を変えてみる、駅で行き当たりばったり来た電車やバスに乗ってどこかへ行ってみる、本屋でふと目に止まった本を読んでみる……など、何でもよいから行動してみる。すると、考えすぎてごちゃごちゃにからまっていた糸がほぐれて、悩みに対して踏み出すべき次の一歩が見えてこようというものだ。いつも、自分の前に生じたことに対処していくだけの受け身的な生き方では、決して悩みはなくならない。積極的に自分から働きかける人生への転換をうながす一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちから
9
unlimited。たまに読みたくなる加藤諦三さんの本。相変わらず良いですね。気づかされます。とにかく動け!という感じでした。「面白いからやってるんじゃなくて、やってるうちに面白くなってくる」2023/08/26
ほじゅどー
8
★★★★良書。面白そうだな〜と思ったら、とにかく軽〜い気持ちで行動してみよう。なぜ行動することが大切か?行動すると自信がつくから。まずやれることから一歩を踏み出す。行動することで自分が育つ。人間のエネルギーは使うほど増える。面白さはやった後についてくる。そのうちに生き甲斐にもなる。2012/11/26
ペンギン
8
再読。神経質な性格の人には、行動することがとても良い対策なのだということが理解できた。またこの本で自己主張の重要性も学べた。自分も意識して生活してみようと思う。2011/06/25
タペンス
7
買いたい本。世界に向かって自分を開くためにはどんなことでも、はじめてみること。人間が生きていくうえで、くだらないことなどないという前提にしたがって行動する。自信があるから何かをやるのではなく、何かをやるから自信がついてくる。心の不調なとき、体を動かす。人間のエネルギーは貯金ではない。使ったらなくなるものではなく、使えば増えるものである。元気になったら活動するのではなく、活動するから元気になる。他人に何かしてあげることによって、その人に好意や愛情を抱くようになる。自分は全部逆に考えていた。反省。2021/11/18
ニャン
6
行動してみよう!今までの自分ならしないことを敢えてしてみよう!という気持ちになった。悶々と考えてしまうときには思い出したい一冊。2014/01/10