〈宮台真司〉をぶっとばせ! - “終わらない日常”批判

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〈宮台真司〉をぶっとばせ! - “終わらない日常”批判

  • ISBN:9784795223691
  • NDC分類:361.21

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内容説明

“ブルセラ学者”“まったり革命の旗手”の異名をとる〈宮台〉を現代日本のニヒリスティックな雰囲気の象徴として批判し、さらに個を超えたつながり=トランスパーソナルの世界へと案内する。トランスパーソナル心理学、アドラー心理学などの視点から宮台の人生論、援助交際論、性的リベラリズム、学校論、宗教論などを検証し、閉塞状態にある現代社会に風穴を開ける可能性を模索する。

目次

世紀末相談批判―“終わらない日常”に風穴を開けよ
援助交際批判―アドラー心理学の「共同体感覚」の視点から
「性的リベラリズム」批判
教育論批判
現場教師から見た宮台批判(現状でもこれだけできる;宮台真司よ!おまえまで茶髪になるな)
オウム論批判
くたばれニヒリズム
「終わらない日常」と新たなコスモロジー―ハイパー・ニヒリズムを超えて
近代主義という病い―「宮台真司」を診断する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

36
「終わらない日常」とはポスト・モダンのことです。著者たちも分かっていて、「宮台に感謝」だとか「宮台に首肯するところは沢山ある」といいます。しかし、真に受ける子供たちのことを考えると、批判せざるを得ないといいます。①若者のためとは、随分と父権主義的です。その様な「父」の言葉が伝わるのはモダンな社会のことであり、ポスト・モダンという「父」無き時代にあって、「父」を求めた若者が「偽父」のオウムに行ったという分析は、この時点では共通理解にはなっていないようです。宮台の言説は「偽父」に騙されないように、神の死ならぬ2021/05/27

Daisuke Oyamada

2
11月29日、東京都立大学の南大沢キャンパスで襲われた宮台真司。どんな人かと思い、興味が出たのでミーハー読書です。「経営リーダーのための社会システム論 構造的問題と僕らの未来 / 宮台 真司,野田 智義」は大分前に購入済みでしたが、さっぱり面白くなかったので読了できていなかった。笑 なにか違うのを読んでみようと探したら、第三者が語る宮台真司の本があったので読んでみる。笑 本書は10人の筆者による、彼の発言や論理に関する論評が・・・ https://bit.ly/3HiXUHQ2022/12/02

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