内容説明
子どもの生活に広がるパソコン、インターネット、携帯電話……。マルチメディア洪水のなかの教育・学びはどうなる? 「情報=知識」という勘違いを超えて、情報やテクノロジーに振りまわされずに、コンピューターをどう使い、メディアとどうつきあい、学びを獲得するか。
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目次
1 学びとコンピューター(教育はコンピューター文化をどうとり入れるか―過去の「教育工学」の反省を生かして 「学び」の転換―徒弟制度における「学び」から学ぶ)
2 教育とマルチメディア(情報化社会のなかの子ども―マルチメディアが学校を変える 教育における「コンピューター革命」のゆくえ―情報「再編集」教育へ向けて マルチメディア洪水のなかの学び―テクノロジー支配から「頭を冷やす」)
3 教えることと学ぶこと(「知識」は天から降ってくるのか―日本の教育の「権威主義・手続き主義」を批判する 「学びの復権」とは「教えの制限」か―佐伯胖さんの提案を発展させて タイルを使った「教え」は権威主義か―佐伯胖さんの提案に実践で応える ほか)
エピローグ 能力というモノは存在しない―「能力」社会の行きづまりを超えて