中公新書<br> 信長の親衛隊 戦国覇者の多彩な人材

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中公新書
信長の親衛隊 戦国覇者の多彩な人材

  • 著者名:谷口克広【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 中央公論新社(2013/11発売)
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  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121014535

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内容説明

強烈な個性で迅速果敢に中世的権威を否定し戦国乱世を勝ち抜いた信長には、戦場で本陣を固める馬廻や小姓といった強者たちのほかに、秘書や吏僚として治世や文化などの面で活躍する近臣・近従がいたことを忘れてはならない。彼らは職業や出自を問わぬ信長に見出だされ、その才能を惜しみなく発揮し、信長の手足となって献身的におのおのの本分を尽くした。本書は、これら無名に近い近従たちに光を当てながら新たな信長像に迫る。

目次

第1部 家臣団の中の近臣たち(信長の近臣 信長の家臣団 立身出世の道 馬廻の活躍 異色の馬廻たち)
第2部 近習活躍の軌跡(初期の近習たち 第三世代の近習たち 万見仙千代と森蘭丸 老近習、健在なり エリート近習の出世街道 本能寺の変以後の信長近習)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

26
信長・信忠親子が本能寺の変で死ななかったらのifはよく言われるが、森蘭丸ら本能寺の変で死んだ小姓や馬廻にも同じ事が言える。信長の全国統一が実現していたら石田三成ら秀吉系の官僚に変わり蘭丸らがもっと歴史に名を残していたであろう、それだけ信長側近は有能な人材の宝庫だった。2023/04/14

金吾

24
名前も知らない人がいますが、信長の側近になれたのは有能だからだと思います。戦国の勝ち組にのり、有能でありながら多くが途中で力尽きるのを読みますと戦国のきつさを感じさせられます。2024/04/13

20
親衛隊と聞くと戦場での槍働きで活躍する武将を想像するが、秘書役や外交官役といった文官タイプの人物もバランスよく取り上げられている。スポットを当てる人物への掘り下げが丁度いい塩梅なので途中で飽きにくく、面白い短編小説を読んでるような趣があった。信長の人柄を窺い知れるエピソードがあるのも良かった。2017/10/05

鐵太郎

13
織田信長を支えた人材の中で、近臣・近習と呼ばれる人々にスポットを当てた信長論です。彼らは武官として信長を守る武辺一辺倒の武士ではありません。では何なのか。谷口氏はここで、近習を、近臣の中で、吏僚の性格を持つ馬廻衆、小姓衆、右筆、同朋衆、信長のそばに常勤する奉行衆 の5種に分けます。そしてその仕事ぶりを説明します。無味無臭な研究結果なのに、面白いです、この本。不思議。巻末に、40ページ近くを割いて、信長に関係した人々の簡単な説明が描かれます。これも面白い。2007/08/24

kawasaki

12
1998刊。信長のそば近くに仕えた人々の人生行路や信長政権の人事。活躍して多くの史料に残る「有名どころ」がやはりメインになるけれども、「その他大勢」の姿も多く取り上げ、個性的な面々の紹介も多い。「森蘭丸」イメージの形成が詳しく掘り下げてあり興味深い。商人兼武士・宮司兼武士といった人々の姿や、「世代」ごとに分けて見ることから浮かび上がる側近たちの役割なども。近年の「案外保守的だし、仕事の割り振りは結構適当だぞ」という信長像に触れると、信長の革新者的イメージが少し懐かしい。2020/12/10

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