英国紅茶の話

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英国紅茶の話

  • 著者名:出口保夫
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • PHP研究所(2015/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569571706

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内容説明

トワイニング、リプトンなどは、誰でもなじみのある紅茶の銘柄として有名である。ではこれらの名前が、もともとは人の名前だったということはご存じだろうか。 本書では、この香り高く鮮やかな色の飲み物に秘められた、英国文化の真髄を語る。英国史と紅茶の密接な関係、文学に現れた紅茶の風景、名を残した茶商たちの列伝など、紅茶にまつわるさまざまなエピソードが満載。なかでも茶文化の東西比較の章が興味深い。「茶道」と「英国紅茶」の類似性に見る日本人と英国人の意外な共通性や、同じ「茶」が、アジアでは「チャ」もしくは「チャイ」など“c”の発音で呼ばれ、ヨーロッパでは「ティ」ど“t”の発音で呼ばれるようになった意味と経緯が明かされる。 さらに、紅茶の善し悪しの見分け方、おいしい紅茶の入れ方、ティ・セットのいろいろまで紹介する、楽しくて地味豊かな紅茶読本。ふだん何気なく飲む紅茶を、贅沢に格調高く楽しむための一冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

101
紅茶の歴史について、中国、日本、オランダ、イギリス、ロシアでのお茶の伝来を書いています。 紅茶を飲みながら、読むのによいです。 Prince Of Walesが、中国の紅茶キーマンのトワイニングでのブレンドのブランド名であることをこの本で初めて知りました。2014/06/08

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

13
▼著者は英文学者。同じ著者から類書が複数出ている。 ▼紅茶の歴史、茶器の話、英国人の生活と紅茶の関係など、英国と紅茶の関係性について、総合的に論じられている。 ▼途中、英文学に関わる話も出てくる。やや難解ではあったが、さすが、著者の博識がその辺りで強く生かされていると感じた。 ▼紅茶好きならば、読んだ方が良い一冊である。2022/10/25

pcance

2
少し近世のイギリスを旅した気分になれた。まさに紅茶飲みながらゆったり読みたい本2014/05/23

さとう

1
モリス、レッサーアート。2022/04/19

とり

1
2.5 紅茶の歴史とかの話。細かい情報が多くちょっと難しかったが、茶道と英国紅茶の国民性も含めた比較は面白い。2015/09/05

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