内容説明
すでに退団した紫苑ゆう、安寿ミラ、天海祐希などの伝説の舞台から、各組のトップと二番手・三番手の話題作、そして、座付き作家・小池修一郎、正塚晴彦などの代表作までを徹底批評。これを読めば、宝塚の話題の舞台がすべてわかる。
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目次
はじめに
第１幕 光をめざして
愛華みれ 『メランコリック・ジゴロ』からの飛翔
真琴つばさ 『WEST SIDE STORY』の彼方
風花舞 『CAN-CAN』に開く夢
轟悠 『春櫻賦』『LETS JAZZ』が追う未来
月影瞳 『春櫻賦』への旅路
稔幸 『カサノヴァ・夢のかたみ』の原点へ
星奈優里 『ヘミングウェイ・レヴュー』の変貌
姿月あさと 『ハードボイルド エッグ』が見せた明日
花總まり 『エリザベート』に咲いた花
麻路さき 『ダル・レークの恋』の風格
真矢みき 『ザッツ・レビュー』の宿命
千ほさち 『SPEAK EASY』の一瞬
第２幕 ネクスト・ワン！
匠ひびき 志のむこう（『白い朝』ほか）
伊織直加 無色の存在（『SPEAK EASY』／『スナイパー』ほか）
紫吹淳 スターの光輝（『WEST SIDE STORY』ほか）
初風緑 飛躍の鍵（『WEST SIDE STORY』ほか）
成瀬こうき 細身の真実（『WEST SIDE STORY』ほか）
大和悠河 止まらない時間（『ワン・モア・タイム！』ほか）
香寿たつき 紙一重の間（『春櫻賦』ほか）
汐風幸 血の力（『心中・恋の大和路』）
安蘭けい 見据える瞳（『エリザベート』ほか）
絵麻緒ゆう 軽快の先に（『誠の群像』ほか）
彩輝直と音羽椋 対照の妙（『夜明けの天使たち──悲しみの銃弾』ほか）
和央ようか かたちを超えて（『エクスカリバー』／『シトラスの風』ほか）
湖月わたる 立脚点の証（『夜明けの天使たち』ほか）
インターミッション
「“かすみ草”から“現代の姫”へ」 宝塚娘役像の変遷
第３幕 伝説の舞台から
高嶺ふぶき 『仮面のロマネスク』の帰着
久世星佳 『エールの残照』の残像
一路真輝 『エリザベート』の王道
天海祐希 『ハードボイルド エッグ』の奇跡
安寿ミラ 『哀しみのコルドバ』の孤独
紫苑ゆう 『うたかたの恋』の墓碑銘
第４幕 座付き作者という名の作家たち
植田紳爾の使命（『国境のない地図』ほか）
柴田侑宏の視点（『仮面のロマネスク』ほか）
レビュー作家岡田敬二（『ロマンチック・レビュー』シリーズ）
二人の正塚晴彦（『ハードボイルド エッグ』ほか）
ミュージカル作家小池修一郎（『ヴァレンチノ』ほか）
木村信二の世界観（『扉のこちら』ほか）
新星！荻田浩一（『夜明けの天使たち』シリーズ）
おわりに
