祥伝社文庫 毛沢東暗殺

著者名：伴野朗

祥伝社（2014/02発売）

• ISBN：9784396326463

内容説明

1971年、毛沢東の後継者だった林彪が反毛クーデターに失敗、モンゴルで墜落死した。世に言う「林彪事件」である。かつて新聞記者として公式発表に疑問を抱いていた杉江は、18年の時を経て北京へ飛び、公安の執拗な追跡をかわしつつ取材を開始した。そして遂に突き当たった、現代中国を揺るがす驚愕の真相とは？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[BIN]

推理小説とのこと。日本人元記者の作家が林彪事件の真相を探るべく調査・推理していく話。この時代のことは全く詳しくないので史実がなにかわかってないところに虚構が紛れ込んでいるのでなかなかややこしい（だいたい区別はつきますが）。私のようにこの時代が知りたくて読もうとするのには敷居がちょっと高いかもしれない。ちなみに毛沢東はほぼ登場しない。

2018/07/13

[天切り松]

中国の近代史を知りたかったのだけれども、毛沢東も周恩来も四人組もまったく分からず。当時の人が読む本だったようです。

2018/06/20