いまどきの思想、ここが問題。

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いまどきの思想、ここが問題。

  • 著者名:小浜逸郎
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2014/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569602035

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内容説明

日本人はさまざまな社会問題をどう感じ取り、思想としてどう考えているのか??。本書は、戦後ニッポンの思想的問題点をとりあげた評論集である。 テーマは戦争総括、歴史教科書問題、大江健三郎のノーベル賞問題、オウム、援助交際論、フェミニズム、クローン技術への危機意識など多岐にわたる。 例えば、昨今、物議をかもした「歴史教科書問題」。自虐的な歴史観を超えよ、という風潮の中、著者は、政治イデオロギーの対立として考えること自体が間違いだ、と語る。慰安婦がいた、いないを論じるよりも、戦時に人間は何をするかわからない存在だ、という文学的想像力を育てることが先決ではないのか。 また、大江健三郎ノーベル賞問題とは何か。美談としてでしか報じられなかったことに、この国の批評精神の貧困さを嘆く。マスコミに流布される言説から、一歩引いた視点で捉え直し、自前で考える必要性を説いている。日本人の無邪気な知性を論駁した意欲作である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

孤独な読書人

9
フェミニズム批判に関してはなかなか鋭い視点を提供している。 2017/12/31

hiratax

0
(2005)「別冊宝島」は読んでいたのは小浜逸郎には馴染みがあった。論考、ルポルタージュが続き、最後に総論を彼か朝倉喬司が書くというのがパターンだ。内容は覚えてない。2005/03/11

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