ちくま学芸文庫<br> 無常

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ちくま学芸文庫
無常

  • 著者名:唐木順三【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 筑摩書房(2016/01発売)
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内容説明

今も昔もわれわれの美意識や倫理観の奥底には「無常」が生きている。女流文学に登場する「はかなし」が歴史の転換とともに「無常」へと姿を変える。「無常」はよく言われるような「色はにほへど散りぬるを」といった感覚的・心理的なものではなく、日本中世に盛んになった大乗仏教のなかから生まれた形而上学が発見したものだった。「かげろふの日記」から始まり「平家物語」を経て「正法眼蔵」へといたる精神の歴史と、「無常仏性」に表わされる道元の哲学を明らかにした名著。

目次

はかなし(序 「はかなし」という言葉 かげろふの日記 紫式部日記 ほか)
無常(さまざまな発心―法然の特殊性 浄土と穢土―恵心・法然・親鸞 死と詩―一遍の称名 ほか)
無常の形而上学―道元