内容説明
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ロシア革命のさなか、虐殺された皇帝家族の一人が生存していた!?二十世紀最後の謎、ロマノフ王家の末裔にまつわるミステリーを歴史、社会、軍事面から徹底検証する!渾身の書き下ろしノンフィクション・ノベル!!
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目次
1 アナスタシアの誕生と成長
2 大戦と革命
3 幽閉と脱出
4 運河の女
5 アメリカへの最初の旅
6 フリードリヒ公爵
7 ヒトラー総統の招き
8 ドイツの敗北
9 戦後
10 舞台と映画、そして裁判
11 シャーロッツヴィル
12 二人の死
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
31
根拠のない断言は多々ありますが、アンナ・アンダーソンの性格部分で周りの人が離れていった等、話は面白かったです。学生時代ロマノフ朝を研究していた教授にアナスタシアに関する考えを聞いたところ、本物ではないかと答えられたことを思い出しました。2023/02/03
ゆずな
10
私にとって初の歴史ノンフィクションノベル。つまりは、大筋はファクトベースだけど、脚色や都合のいい解釈ありますということだと思った。『アナスタシア』等ロマノフ王朝を題材にした舞台作品から興味を持った。虐殺を公言されているニコライ2世とアレクサンドラの娘、ロシア大公女アナスタシアの生存説を推す著者。90年代にDNA鑑定も行われ、出版後には一族全員の遺骨が確認されたが、これを読むと生存説に架けたくなる。どう考えても客観的には面影があると思えないが、著者が自称アナスタシアと対面するシーンは真実味が勝る。2020/12/09
なつきネコ
4
ロシア皇帝家族のDNAが一致し、アナスタシア生存説が否定されたので生存説の観点が気になり読んだ。しかし、生存説が正しいの観点に立ちすぎてなんとも言えない。たしかに殺害状況や131ガロンの石油などおかしいが、DNAが出たんじゃな。一人の女性の人生として見ると面白い。ロシア革命、二度の大戦など時代をめぐる壮大さを感じる。しかし、ヒトラーが支持しロマノフ王朝を復活させるのは傀儡政権を作る好機を作り出すのはヒトラーらしいな。他の生存説と違い、名乗る人間が証明しようとした所にアナスタシア生存説の面白味があるんだな。2017/03/25
ななお。
3
ノンフィクションと銘打っている割には主観が入り過ぎかなぁ。2009/08/17
シャーリー
2
ノンフィクションとしたら、衝撃的な内容ですね。ここまで、書いていいのかなと思いました。でも、本当だったらちょっとすごい。2010/08/09