内容説明
普段何気なく使っていてもいざ英語に訳そうとすると「?」となってしまう、そんな日本的表現を英訳する際のコツと問題点を具体的に指摘します。「行って来ます」「行ってらっしゃい」「どうもお粗末でした」「ごちそうさま」「不徳のいたすところでございまして」「お気持ちだけいただいておきます」「お近づきの印に一杯どうですか」「その節はいろいろお世話になりました」等々、あなたは英語に訳せますか?
目次
第1部 日本語らしい日本語を英訳する(日常の挨拶;感謝・お礼の表現;謙遜の表現;おわびの表現;そのほかの日常的な言い回し)
第2部 日本語的発想による英訳の問題点(日本文化に根ざした表現;日英の発想のずれ;ニュアンスのずれ;もっと英語らしい英語に)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
11
15年前の本。「つまらないものですが・・・。」は、Here's a little something for you.(p.40)ぐらいがいいのか。「どうぞおかまいなく・・・。」は、Please don't bother.(p.48)なら思い出せそう。いずれにしても、使わなければ、文化の違いもわからない。2013/06/03
ペルー
7
実際は2001年に読みました。読書記録が出てきたので追加。第二弾も希望
おさとう
1
読み物としても面白い1冊。英語を使っていく内に気づいていく事柄ではあるんですが、それでも新たな発見や疑問の解決の手助けとなってくれる本です。2010/01/29