内容説明
「会社を辞めたくなったとき」「上司に自分をわかってもらえないとき」「結婚か仕事か迷ったとき」「つらい恋に疲れたとき」……etc。そんなときは、この本を開いてみてください。きっと勇気がわいてきます。わずか21歳で女社長となり、男社会で女性が働き、生きて行く難しさを経験した著者が、OLたちに贈る「元気が出る」エッセイ集!
目次
序章 私が体験した、女性が男社会で働き生きていく難しさ
第1章 会社の中で気持ちよく仕事ができないときは…
第2章 今の仕事に満足できないときは…
第3章 仕事が思いどおりにうまくいかないときは…
第4章 仕事でステップアップしたいときは…
第5章 上司や同僚との関係がうまくいかないときは…
第6章 何を買っても満足できないときは…
第7章 恋愛でつらいときは…
第8章 自分に自信が持てないときは…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
y_u
2
親の死により、21歳の若さで女性経営者となった筆者。残されたものは多額の借金であった。普通ならめげてしまうところ、筆者のバイタリティと責任感の強さでなんとか借金を完済。並々ならぬ苦労体験を書きつづりながら、そこから得た人生訓を特に女性OLに対して説く。働くための動機づけを持つこと、優先順位を決めて決断すること、等身大の自分を見つめること。女性だけではなく男性にとっても重要なことである。その他、ヨイショとゴマスリの違いに言及しているところも興味深い。日本社会の中で人間が生き抜く知恵を授けてくれる一冊。2017/04/25