内容説明
晴れぬ日々を送ってきた山崎夫妻は、ある日「愛真会」と出会う。それは登校拒否児を抱える親の会で、二年前から学校に行かない息子をもつ夫妻にとって、得難いオアシスとなった。会場となっている寺で、夫はたまたま仏教コミックス『アシュラ』を手にする。正義の神でありながら戦いの魔神に落ちてしまったアシュラの物語に、彼は自分の姿を見いだすのだった――。アシュラとは何者か、正義とは何かを登校拒否という問題に重ねて考える。
目次
1 登校拒否の始まり
2 長く苦しい日々
3 愛真会との出会い
4 共に語る
5 アシュラのはなし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
13
中学校入学3か月目にして、息子 健一君は不登校となります。これまで「親の言うことをよく聞く良い子」だと思っていたのになぜ・・・と困惑する山崎夫妻。担任や児童相談所に相談しますが、問題はさらに悪化していきます。そんなある日、不登校児の親達のコミュニティ「愛真会」を知った夫妻は、主催者である梅林寺住職夫妻の下を訪れることとなります。そこで、本書「アシュラ-怒れる魔人」を読み、自分たち自身がアシュラであったのだ-と悟るのです。正義の神 アシュラとは何か?正義とは何か?それは自分の都合に過ぎないのです。2018/06/21
eirianda
1
インドの伝奇『屍鬼二十五話』を読んでいるので、副読本としてこの漫画を読む。これでアスラが地底に住んでいるのが判った。上澄みだけの知識とは言え、判りやすい。漫画は侮れない。2013/11/16
-
- 電子書籍
- リアリスト魔王による聖域なき異世界改革…
-
- 電子書籍
- 猫には猫の猫ごはん。 52 マーガレッ…
-
- 電子書籍
- プリンセスオーディション【タテヨミ】第…
-
- 電子書籍
- 私は高級娼婦 ~男コロガシの作法~(分…
-
- 電子書籍
- おシャカさまと弟子たち 〈6〉 ウデー…




