内容説明
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『貧乏は正しい!』シリーズは、日本の若者が世紀の変わり目を生き抜くためのバイブルだ。そして、バブル後の日本を生き抜こうともがくオトウサンたちにとっては、21世紀を見透かす『誰にでもわかる新・資本論』だ!
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目次
イントロダクション きみは貧乏でもいい
第1章 正しく貧乏になるために
第2章 “社会主義国ソ連”とはなんだったのか?
第3章 しかし、日本だってなー
第4章 それで、きみはどうするのか?
第5章 きみがサブカルチャーを好きだとしても
第6章 いつまでも“少年”じゃないだろうが
第7章 バブルのおさらいをしよう
第8章 まだまだ続くぞー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
44
ブックオフで購入。1冊かけてやっとイントロが終わった感じ。先が長そう。橋本氏独特のレトリックを楽しむ言い回しが、続く。貧乏には2つあり、食うに困る貧乏とダサイと思う質的な貧乏。前者がほぼ克服された今、新たな質的貧乏に囚われ、この処理を持て余している。若い男は、貧乏であることを受け入れ、それこそが若者の象徴であり「貧乏は正しい!」と言い切ることで、道は開ける。社会主義のソ連が崩壊し、それ以上に社会主義的な日本が繁栄している。でも、心の闇は、大きく広がり、この本の1991年ごろから何も解決していない。夜明け前2012/11/08
白義
10
本書は貧乏な若者に向けて書かれた、現代の資本論、新社会主義宣言の書である、といったって橋本治がそんな型通りなものを書くわけがない。社会主義がなぜ凋落し、バブルがなぜ起こるのか。そう大状況をを若者の見栄や性欲といった露骨で卑近な現実とドッキングさせ、本質だけを感覚論理でザクッとつかむという大胆な本なのである。と同時に、その卑近さこそがかつての社会主義に欠けていたものでもある。最初から最後まで豊かな見識を感覚的あれこれで語り、読者を挑発、感覚にフックを仕掛けてくる、実は最強の社会入門書かもしれない2012/10/06
権之助
3
平成バブルの最中か、はじけ始めたころに書かれた書籍。その当時の社会の様子を鋭く分析している。社会に振り回されずに、足元を見つめさせられる内容である2024/01/03
やいまゎ
3
20年前にヤングサンデーに連載されていた社会主義読本です。ややこしくてほとんどの読者が読まなかったのではないでしょうか。2013/01/09
koheinet608
1
個人的には、橋本治氏は、業績に比べて、日本で一番過小評価されている作家だと思います。作家という枠に、入れてしまうのも、どうかなと思うぐらい、創造的仕事をしています。 この『貧乏は正しい!』も91年に書かれたとは、 思えないほど、氏の日本に対する批評は当たっています。 この一連の著作では、氏は「資本主義という制度は終わった」と、昭和が終わって平成になる時に言及しています。 出版されて30年近く経とうとしますが、今読んでも、 面白いと思います。脱帽すること必須です。2017/06/02
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