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内容説明
同じ一生なら、楽しくのびのびと暮らしたい。
人気漫画家フーミンが、「いつか必ず巡ってくる幸運」を切り口に、恋愛と結婚の真実から、母親論、映画論、アイドル論、快適生活術まで、オモシロ鋭く語ります。
読めば元気の出る本音エッセイ満載。
目次
生きていく、私(三七度以上の発熱を願った寒い冬の朝 お好み焼きは徳島のネギ焼きに限る ほか)<br/>心に迫る恋、心に残る人(『源氏物語』を読めば一夫多妻制のこわさがよくわかる 名歌詞が生まれないのは心に迫る恋愛がないからだ ほか)<br/>フーミン流快適生活術(世間の眼やマスコミが母親を追いつめている 早期教育ってお花見の桜みたいなもの!? ほか)<br/>今日まで、そして明日から―フーミンの’70s青春記(やんちゃ坊主の駆け引き抜きのラブ・ソング 「根性はすべてに勝つ」と信じ込んでいたスポ根神話 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
465
カッコよくて才能も財力もあるご主人がいて、お子さんにも早くに恵まれ、ご自身はお茶大ストレートからの漫画家デビュー、しかもすぐに売れっ子というサイモンさん。まさに少し前に流行った「勝ち組」の彼女が書いた幸福論。こんなご時世だし、幸福ってなに?って迷っちゃったりするものね。彼女いわく「五年苦しんで半年幸せ」くらいのサイクルで人生はまわるらしい。にしても、彼女の青春時代が、モロわたしのソレに被って懐かしかったな。おかげで楽しかったことだけでなく、嫌なこともたくさん思い出しちまった。チッ💦2020/04/09
ume 改め saryo
8
【再読(^^)】 10年ぶり?15年ぶり? 懐かしい(^^) 相変わらず否定的に読み進めながらも、うぉ!!と唸る鋭すぎるコラムに負けました(*^0^*)/ 『 80年の人生で 10年分幸せを感じたら その人に人生は幸せだ 』 その考え方、素敵です(^^)2013/08/22
AKIKO-WILL
2
紫門ふみさんと言えばあの大人気ドラマ「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」の漫画家であり、エッセイスト!仕事と家事の忙しい合間に描いたと名作は、彼女の好きな映画が元になっていると知り、興味深いです。幸福論とタイトルは、堅いけど気軽に読めるエッセイですね。時代を感じる若い頃のエピソードなどもあり、昔の芸能文化を知れます。2013/06/26
Sei
2
ゆるく読めるのがいい感じ。著者の男性批評はなかなか厳しくも、参考にも。同じシリーズの「恋愛論」もまた読み返して見たくなった。2012/04/03