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内容説明
華やかな表情の内側に無数の集合的な記憶を包みこんだ都市、パリ。著者は濃密な象徴性を帯びた都市の身体に直接触れ、その息づかいにひたすら耳を傾けながら、埋もれた記憶を丹念にひとつひとつ掘りおこしていく。そこに立ち現れるのは、重層化した歴史の深みから発するこの都市ならではの稀有な輝きにほかならない。パリの魅力の源泉に迫る一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラウリスタ~
9
文学研究者のパリ本をいくつか読んできたが、これは歴史よりも文学より。「象徴空間としての」パリを読み解くという姿勢のために、橋を渡る時にいちいち、どっちつかずの「中間的なトポス」が云々となったり、門をくぐる時に「労働(平日)から祝祭(休日)」への「生産から消費」への、時間の質を一変させる転換装置、と言ってみたり、なるほどそうかと思ったりもするんだけども、それはある種文学的な「紋切り型」に抵抗せずに流されている印象を感じないでもない。文学においていかにパリが表象されてきたか論であり、考古学ではないだろう。2020/04/28
ネムル
3
門、橋、塔、街路、広場、地下、駅、墓地の8つのトピックを立てて、パリの象徴・歴史空間を解説する。他のパリ本を読むにあたって、示唆に富み便利。2014/06/02
さく
0
パリの手触り2017/12/06
YasutakaSAGAWA
0
予習中。2016/06/28
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